2017年1月の終わりに
2017/1/31(火)晴後曇 10% 10℃/3℃ 6:42-17:08
今日は寒かった。昨日までの暖かさのせいで殊更寒く感じたような気がする。
さて、今日は2017年1月31日で、あと数分で2月になる。
2月はそこまで来ている。
ということで今年の1月の最後の投稿は大橋トリオの一曲で締めてみたい。
冷たい風が吹くと
思い出すことがある
寒がりな君が入れた
温かい紅茶とくるみ
「木枯らし」が出てきたり、人のことを思い出したりといった、人のセンチメンタルな心持ちが歌われていることから、きっと同じ冬でも晩秋から初冬、もしくは年の暮れ辺りのことを歌った曲なのではないかと想像する。そうすると1月の最後にこの曲のことを投稿するのは少しおかしいのかもしれない。
がしかし、俺はいつも仕事から帰ってきて最寄りの駅に降り立ったときに冷たい風に当たるとこの曲が頭の中で流れてしまうのだ。
冷たい風が吹くと
思い出すことがある
冬の家路は不思議といろんなことを思い出すものだ。
まだ親と一緒だった頃の暮らしのことや、子供や学生の頃に遊んだこと、社会人になりたての頃のこと、昔好きだった人のこと、数年前に仲間たちと一緒にたくさん遊んだ頃のこと、妻と出会った頃のこと、子供たちと過ごしてきたたくさんの時間などについて。
冬の家路というのは、空を見上げると大きな星座が横たわり、その日の仕事からつかの間の解放感を感じつつも、だけど一方で人通りの少ない街路は暗く、冷たい空気に包まれて感じる孤独感が、俺にいろんなことを思い出させるのだろうと思う。
もう少しすると本格的に暖かくなり、そうすると俺の頭にこの曲が流れることはなくなるだろう。だから、もしこの曲のことをこのブログ上で書くことがあるとしたら次の冬まで持ち越しということになる。
だからあえて立春間近の1月の終わりに。
さあ、春を迎えよう。