西向きベランダ担当のブログ

俺んちのベランダ担当の俺が、俺のために俺と植物との日々を綴る

2017年2月の終わりに

2017/2/28(火)晴時々曇 10% 11℃/4℃ 6:13-17:36 【花粉:少ない】

 

あまり期待はしていなかったが、やはり今日も寒かった。なかなか天候の手入れというものは難しい。

 

さて、間も無く今年の閏月ではない2月が終わろうとしている。

 

2月の締めの一曲はこちらを。(締め日の一曲はこれからの恒例にしていこうと思う)

大橋トリオの名曲「アネモネが鳴いた」である。

 


アネモネが鳴いた


今年の俺のベランダにアネモネは咲かないが、本来ならそろそろ咲く頃だ。今頃実家で蕾を付けていることだろう。

これは去年の2月27日に撮影した俺のアネモネの蕾である。

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この曲、一時期俺のテーマソングとして毎朝出がけの一曲目として必ず聞いていたことがある。

もしもこの世界に終わりの日が来たとしても

僕らは涙何か流さず小さな種を蒔く

大橋トリオ アネモネが鳴いた 歌詞

 

日々を淡々と生きること。

明日に何が起こるか分からなくても、毎日生き続けることを絶えずおこなう。

それは何のためで、何故なのかは分からない。

それでもいいのだ。

そんなことは植物たちに聞けばいつでも教えてくれる。

この曲を聞くといつもそんな思いがよぎるのである。

 

 

ところで、あらためてこの曲を聴いてみてふと気づいた。

これはワルツじゃないか。

 

アネモネが鳴いた」

 

「ないた」と音で聞くと「泣いた」という字を思い浮かべてしまう。

だって、アネモネが「鳴く」だなんて想像しないよ。動物じゃあるまいし。

まだ「泣く」なら多少は想像がつく。しくしく声も出さずに「泣く」ことはできる。

 

が、しかしアネモネは「鳴いた」のだ。

 

しかも、ワルツに合わせて。

 

もしかするとアネモネは踊っていたのかもしれない。舞っていたのかもしれない。

 

生きることの喜び、愛おしさを感じながら鳴いたのではないだろうか?

 

ありがとうさようなら今日という日よ

全てが愛おしくてたまらない

この花も風も木も水も

生きているから感じ合えるのさ

通り過ぎる風がそう呟いた

 

あらためて振り返ると、やはり2月は過酷で厳しい月だった。

幾度も冷たい風を浴びながら辛い夜の道を歩いた。

それでも他の月と比べて少しだけ短いのは、これはもしかすると2月の優しさ思いやりなのかもしれない。

 

2月よありがとう。また、来年。

 

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