西向きベランダ担当のブログ

俺んちのベランダ担当の俺が、俺のために俺と植物との日々を綴る

今更ながら俺の多肉を室内に入れた

2017/1/16(月)曇後晴20% 8℃/-1℃ 6:50-16:53

今日も寒い日だった。会社で同僚たちとの雑談で「にしても寒いっすねー」などと言う会話がいつもより多かった気がするのはやはりいつもよりいっそう寒い日だったからだろう。

 

さて、毎日のように気温をメモし続けているにも関わらず、今更ながら連日最低気温の予報で零下が続いていることを客観的にかつ植物の立場的に捉え、今更ながら俺はベランダの多肉達を室内に入れた。今朝のことである。

室内に入れた多肉

挿し葉した秋麗がいかにも温々と順調に分身やら根を出し成長を続けているにも関わらず、俺は何故外に出していた多肉達を室内に入れなかったのか。

 

それに理由が無いわけでもない。理由は太陽光である。以前にも書いたが俺のベランダの陽当たりは抜群なのである。ま、西向きなので午後の陽射しにはなるが、それでも午後になれば太陽光を遮るものが何もないので植物達は日没までのあいだ目一杯の太陽光を浴びることができるのだ。

 

気温は低いが光合成をする植物の成長にとっては太陽光がプラスになるのではと、俺は考えていた。室内に置いたら窓際といえど太陽光を存分に浴びることはできなくなってしまう。

 

それに葉挿しの多肉達は太陽光を浴びずとも自らの葉の中の養分で分身を作り根を出しているはずで、そいつとベランダの室外多肉を一緒には扱えないと考えていたのだ。だからベランダに置いておいた。

 

ところがここ数日、ビオパンなどを見ていると成長してる気配が感じられない。寒さに強いはずのビオパンですら太陽光存分に浴びようとも成長が感じられないのはそれほどに寒いからなのではないか。多肉などにしてみればなおさら完全に生命活動を休止していてもおかしくない。温かい場所に置いてやった方がいいのではないのか…

 

そんなことを考え、妻がまだ起きてくるよりも早くにこっそりと多肉をしれっと居間に置いたのだった。上の写真以外にも3鉢の多肉をテレビの上の棚などに置いていたりする。

 

そんなことをしてから出社したものだから、帰宅後に妻に叱られることになるのではないかと心の中ではひやひやしながら一日を過ごしたのである。

 

さきほど帰宅してみると今朝置いたままの場所に多肉が置かれていて安心した。

 

が、しかし、帰宅時間の遅い俺のことを妻は待たずにすでに就寝していたのだ。昨日まで無かった6鉢もの多肉が室内に置かれたのだ。妻が気付かないわけがない。

 

しかし、そんなわけだからまだ多肉のことで妻と会話をしていない。キッチンには冷凍食品の袋に入ったままのチキンライスが丁寧に皿の上に置かれていて、その横にはさらに丁寧なことに袋を開けるための鋏が置かれていた。こんなことは非常に稀である。稀というより、初めてのことである。

 

彼女は怒っているのか、それともなんとも思っていないのか。今の俺にはまったく分からない。

この状況、ひとことで言えば恐怖である。

 

ということで、明日の朝、正直に俺の考えを妻に話してみたいと思う。

 

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